2013年04月02日
新商品 深蒸し茶『みどり』

一般的に新茶の季節に飲まれるお茶は、弱火火入れで茶の旬の香りを生かし、軽く爽やかな飲み口に仕立ててあります。でも、この新茶は夏を越すと『秋落ち』を呼ばれる、傷んだような香味がしてきます。1年分のお茶を買っていただけるお客様には残念なお買いものになってしまいます。そこで、当園のお茶は1年間ずーと美味しく飲んでいただくために、新茶の季節から比較的強火で火入れをしています。新茶時期(5月、6月)には爽やかな感じは薄くとも、パンチのある味に仕立て、そのお茶が夏を越し温かな飲み物が欲しい季節になると、焙煎香とお茶本来の味がグッと結びつき、しっくりとした落ち着きのある味へと変わっていきます。この味は翌年の新茶前までは十分に楽しんでいただけます。
しかし、新茶らしい軽い爽やかな飲み口のお茶も味わいたいとの要望から、新商品をつくりました。
弱火火入れで水色は濃い萌葱色、焙煎香は抑えて茶葉そのものの味を生かしたさわやかな飲み口、お美味しく味わっていただきたい期間は夏前までです。
新商品 みどり 詳細お値段:100g入り630円(税込)
*販売時期5月(在庫がなくなり次第販売終了します)
*夏本番を迎える前に飲み切って頂きたい商品です