2011年11月21日

23年暮のごあいさつ

こんにちは。

深蒸し菊川茶 堀川園 店長です。

暮のごあいさつ

『今年も残すところ1ヶ月。今年も堀川園をお引き立てくださりありがとうございます。皆様、健やかに1年をお過ごしになりましたでしょうか。さて、昨年に続きお詫びがあります。放射能問題では皆様にご心配、ご迷惑をかけました事、大変申し訳ありませんでした。

 今年はお照りの続いた冬~春、集中豪雨の夏、台風の秋。そしてこの冬はどうなるのか?生活の糧を自然に左右される私たち農業人は、天気の変化にも敏感になってしまいます。それに加え、放射能問題という人災も降りかかり、腰を据えてお百姓仕事ができない事も度々ありました。

 今年の5月、チェルノブイリにも行った事のある放射能の専門家を招いて緑茶と放射能の勉強会をしました。暫定規制値というのは人間が一生飲み食いしても、健康に影響ない数値。食品と同等の規制値を設けているお茶。果たして、毎日1kgの茶葉を食す人はいるのでしょうか。福島原発事故後、各国の規制値が世界でも厳しい日本の規制値と同レベルにされた事も、規制値の信憑性を示しているようです。

「お茶より温泉の方がよっぽど放射能出てますよ。体にいいからと源泉を飲み、お茶は危険だからと飲まないのは本末転倒だと思います。」「飛行機やレントゲンの方がよっぽど放射線浴びてます。たとえ暫定基準値が検出されても無害と言えるでしょう。」「温泉など、微量の放射線は細胞の活性化を促すというデータがあります。けれど、今回の場合、『お茶に入っている放射能が健康にいいですよ。』なんて私の口からは言えませんけど。」と専門家。(セシウムについて)

 どこまでを信じ、どこまでを疑うかは個人の自由ですが、私たち堀川園スタッフは冷静に『当園のお茶は安心です!』と信じています。
 店長の息子も娘も家族みんなで、そしてお取り引きしていただいている病院でも、ガブガブお茶を飲んでいます。
 例年にないくらい美味しいお茶と言われた今年のお茶。春の火入れの後、冷蔵庫で夏を越え、茶の水分が均一になり、そしてグッと気温が下がってくる頃、『茶』は旨みを増します。(徳川時代の蔵出し茶のようなものです。)

 ご安心して旨みの深まったお茶を味わっていただければ幸いです。』

* データなどお問合わせは電話、メールにてご連絡ください。
* 隣市掛川の掛川市立病院 鮫島医師の記事を同封いたしました。是非ご覧ください。
 
最後に、皆様が健やかな年の瀬と、希望に満ちた新年を迎えられる事をお祈り申し上げます。

堀川園スタッフ一同


23年暮のごあいさつ



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Posted by おちゃや(堀川佳通) at 16:17│Comments(2)店長のプチコラム
この記事へのコメント
頑張れ!店長!!!!
一生懸命応援します!!!

人を怨まず、天を憎まず、
一緒に頑張ろう!
Posted by 西の横綱 at 2011年11月22日 10:10
謝謝!慌てず騒がず、きっちり足元見て延びしろ作っていきます。

こないだの焼酎ロック後の、味と締めの生で、ノックアウトでした。したーっ!
Posted by インパラのしっぽ at 2011年11月22日 10:32
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23年暮のごあいさつ
    コメント(2)