2013年04月01日

新茶のご挨拶

新茶のご挨拶

当園の茶畑は冬の低温で茶の根はしっかり休眠し、急な春陽気で例年より早い芽吹きを迎えています。この一年で当園にもいろいろな変化がありました。

農林水産大臣賞
昨年11月に店長の私が私が農林水産大臣賞を頂きました。美味しい茶づくりに確かな審査眼(審査鼻?)は必要不可欠。今後茶工場を任される私にとって、大臣から認めてもらった事は大きな励みになり、商品品質にも一層気を配る良い刺激になりました。
新茶のご挨拶ボイラーの購入
深蒸し茶農家の1番お金を使うところが畑。(それ以上に手間はかけますが…)。今まで当園が取り組んできた事です。最高の茶葉づくりを目指してきました。
そして2番目がボイラーです。良い旨みたっぷりの茶葉ほど水々しく、蒸けにくいのです。そんな蒸けにくい当園のプリプリの水々しい茶葉を、強力な蒸気で蒸すことで『深蒸し』の品質を最高の状態に上げることができます。
今年のお茶はもっとグリーンに。もっと濃厚に。もっと香り高く。
そんなことを目標に4月を迎えています。


新茶のご挨拶『雨』を表現。茶袋のデザインがオリジナルに
100gの平袋がオリジナルデザインになりました。
私の家の縁側から見える、茶畑の山々にしとしと降る雨や急須から湯呑に注がれるお茶一滴の波紋をいイメージしました。
近年は少なくなった『しとしと雨』。雨の農休日、向こうに見える山々を眺めながら、縁側で一服するお茶は最高に贅沢で、私たち農家の心をホッと落ち着かせてくれます。
そんな『雨と心の安らぎ』を表現した茶袋が、今年から皆様のもとへお茶を届けてくれます。
どこのお茶屋にも負けない深蒸し茶を追求するのは当然ですが、お茶を通してそれ以上の何か(和み、風情、四季…など)をお伝えできればなぁ、と思っています。

例年より少し早い茶の生育状況です。4月に入っての寒の戻りや霜が、今私たちの一番の心配事です。
その年の気候は茶の品質に大きく影響しますが、最高の栽培技術、揉む技術、仕上げ技術を目指し、一切加工業者や流通を介さない農家直販で、その年の一番良いお茶をお届けできるように努めてまいります。どうぞよろしくお願いします
。例年通り来次第の発送となります。併せてお願い申し上げます。    
堀川園一同



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Posted by おちゃや(堀川佳通) at 08:08│Comments(0)店長のプチコラム
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